陸上・やり投げの北口榛花選手のチェコ人コーチ、ダヴィッド・セケラック氏がハイチュウ好き!と話題になっています。ハイチュウエピソードや北口選手との出会い、チェコでの練習や、可愛いと話題の娘さんについてなど、セケラック氏を深掘りしてみます!
この記事では
- 北口榛花のチェコ人コーチ・セケラック氏のハイチュウエピソード
- 北口榛花のチェコ人コーチはどんな人?ゼレンスキー似?【画像】
- 北口榛花とチェコ人コーチとの出会い
- 北口榛花とチェコ人コーチの可愛い娘
などについて紹介しています。
北口榛花のチェコ人コーチはハイチュウ好き?
女子やり投で日本の投てき種目、フィールド種目で歴史的偉業を次々と成し遂げ続けている北口榛花。北口が世界女王となる礎を築いたチェコ人コーチ、ダヴィッド・セケラック氏との出会い。またそのトレーニングの内容とは?https://t.co/kIzxZhD9rP
— 集英社スポルティーバ (@webSportiva) July 19, 2024
陸上・やり投げの北口榛花選手のチェコ人コーチ、ダヴィッド・セケラック氏がハイチュウ好き!と話題になっています。
これは、2023年8月に開催された世界陸上で、北口選手が見事金メダルに輝いた際、セケラックコーチが日本のメディアから金メダルの要因を問われ「ハイチュウ、2タイムス」と答えたことに起因します。
【世界陸上】北口榛花、金メダル要因は「ハイチュウ2個」?謎フレーズにネット沸騰https://t.co/r8XQ0gaz44
— ライブドアニュース (@livedoornews) August 25, 2023
試合直後、コーチが、金メダルの要因に「ハイチュウ、2タイムス」と答えたことを受けてのもの。コーチ、北口のどちらが食べていたかは不明だが、ネットは一気に盛り上がった。 pic.twitter.com/Unc6vNn7Pz
これだけ知ると「北口選手がハイチュウ食べたの?」っていうかんじで、謎のコメントですが、後に北口選手のインタビューにより
- ハイチュウを食べたのは北口選手ではなくセケラックコーチ
- 「2タイムス」とは2個ではなく2パックのことだった
- ハイチュウを食べるのはストレスを感じているとき
- ものすごい速さで食べる
ということが明らかになり、話題になりました。
ハイチュウ、確かに口さみしいときやイライラしたときに食べると心を落ち着かせてくれる気がします!
森永製菓、北口榛花のハイチュウをプレゼント
この騒動を受け、9月には北口選手の元に森永製菓から箱一杯のハイチュウが届けられます。
中には「オメデチュウ」と表記されたオリジナルハイチュウまで!
これには北口選手もセケラックも大喜びだったようで、「どんなに緊張する試合も乗り越えられそう」とコメント。
森永製菓@morinaga_angel 様より
— 北口榛花 harukaKitaguchi (@giant_babyparu) September 7, 2023
箱いっぱいのハイチュウをいただきました💜ありがとうございます!
オリジナルの"オメデチュウ"とても嬉しかったです!
これでどんなに緊張する試合も乗り越えられそうです🤣チーム北口、みんなでいただきます😋#haichutwotimes pic.twitter.com/gttGh1WvvD
ハイチュウが世界室内のゼッケンに!北口榛花のチェコ人コーチの影響?
Leading the way 😤@JemmaReekie cruises to the fastest 800m in the heats.
— World Athletics (@WorldAthletics) March 1, 2024
1:59.45 👀#WorldIndoorChamps pic.twitter.com/ZGSjJCdJc9
そして、その後3月に開催された世界室内陸上競技選手権大会で「ハイチュウ」がローマ字で「HI-CHEW」とスポンサーとしてゼッケンに表記されているのを発見したセケラックコーチ。
これにはセケラックコーチも「オレの影響力じゃね?」と色めき立ったそう(笑)
実はこれまで「ハイチュウ」として日本で親しまれていたお菓子ですが、森永製菓では2024年2月に世界で親しまれるお菓子にしたいと商品の表記を「HI-CHEW」に変更していたそう。
元々、大リーグに日本人選手が持ち込んだことでアメリカでは人気があったそうですが、今後、ヨーロッパやオセアニア地域にも広げたいと、表記を変更したのだそう。
もしかすると本当にセケラックコーチのひとことも影響したのかもしれませんね!
ハラハラするコーチに北口榛花は「ハイチュウ食べな」で優勝
【セイコーGGP】やり投出場選手を発表!世界陸上女子やり投メダリストが集結:北口が国立で再び世界の頂点を狙う! https://t.co/uLL7knkV73 pic.twitter.com/ILsUpIFB7V
— PR TIMESビデオ (@PRTIMES_VIDEO) April 4, 2024
さらに今年5月に開催された陸上のセイコーゴールデングランプリでは、途中、順位が沈み、敗退も危ぶまれましたが、そんなハラハラドキドキ展開にも北口選手はコーチに「ハイチュウ食べな」と声をかける余裕を見せ、逆転優勝を果たします!
危機に追い込まれながらも「ハイチュウ食べな」!
しびれますネ。
もしかすると森永製菓からプレゼントされたハイチュウだったのかもしれません。
北口榛花がハイチュウ製造元の森永製菓とスポンサー契約
そしてその後、2024年7月に満を持して北口選手はハウイチュウの製造元である森永契約とスポンサー契約を結ぶことに。
もうこれはセケラックコーチのおかげと言ってもいいでしょう!
#北口榛花 が #森永製菓 と契約、パリ五輪金メダルへ「inゼリー」や「ハイチュウ」が後押し 同じJAL所属の #村竹ラシッド もサポート受ける
— 月陸Online/月刊陸上競技 (@Getsuriku) July 15, 2024
昨年の世界陸上で北口榛花を指導するセケラック・コーチが試合中に「#ハイチュウ」を食べていることでも話題に!
|月陸Online https://t.co/UoPTP2U1rB
北口榛花のチェコ人コーチはどんな人?ゼレンスキーに似てると話題
北口榛花さんのハイチュウ好きチェコ人コーチ、ダヴィッド・セケラック氏とは一体どんな人物なんでしょう。
ウクライナのゼレンスキー大統領に似ていると話題になっているようですが、写真を見比べると確かに否めない…というよりも激似!(笑)
もともとチェコは隣のスロバキアと共に「チェコスロバキア」という一つの国でしたが、1993年にそれぞれが分離独立しています。
つまりチェコスロバキア時代はウクライナとは隣国同士。
民族的にも近いものがあるのかもしれませんね。
北口榛花のチェコ人コーチの経歴
ダヴィッド・セケラック氏は1974年、チェコスロバキア生まれ。自身の競技歴としては、初めは競歩の選手だったそう。
後に投てきの選手となり、やり投げや砲丸投げに取り組みます。
自らにはオリンピックの出場経験はなく、やり投げの自己ベストは74ⅿ50㎝。
やり投げのコーチになってからは、独学でトレーニングした競歩時代のノウハウが役に立っていると話しています。
セケラックコーチの競歩時代の経験も北口選手の金メダルの糧になっているのでしょうね。
またやり投げのコーチ以外に、プライベートでは印刷会社を営んでおり、経営者としての一面もあるそうです。
北口榛花行動力がすごい!チェコ人コーチとの出会い
もともとチェコはやり投げの強豪国で、現在でも世界記録は男女ともチェコの選手が保持しています。
日本大学在学中に、やり投げの指導者が不祥事でチームを去ったことから、新たな指導者を求めていた北口さん。
高校時代の恩師から「投げ方やスタイルから見て、チェコが一番合う」と言われていたこともあり、チェコに興味があったそう。
そんな彼女をチェコ人コーチと結びつけるきっかけになったのが、2018年に行われたやり投げの国際講習会でのこと。
当時世界ユースで優勝するなどすでに実績を持っていた北口選手にチェコ人コーチの一人が声をかけたことから始まります。
その際そのチェコ人コーチの名刺をもらった北口さんは、翌日「このチャンスを生かすしかない!」とばかりにさっそくメールで連絡します。
そして来た返信が「自分は指導できないけれど、かわりにこの人に連絡してみて」と、そこにはダヴィッド・セケラックコーチのインスタグラムのアカウントのURLがあったそうです。
ダヴィッド・セケラックコーチは当時、チェコのジュニアのコーチをしていました。
インスタのDMで「チェコに行きます!」「じゃあ来なよ」という英語でのやりとりはあったものの、本当に来るとは思っていなかったというセケラックコーチ。
そんな予想を裏切って北口さんは2019年に初めてチェコのセケラックコーチのもとを尋ねます。
DMでは英語でやりとりしていたものの、実際に会うとセケラックコーチは英語はほとんど話せず、詐欺かと思ったという北口さん(笑)。
お互い言葉が通じないため、練習では他の選手やコーチの息子さんが通訳をしたり、あとは身振り手振りでの指導でした。
北口榛花チェコ人コーチ出会ってから成績が急成長
最初の頃はまだ国際的には無名だった北口選手に長期の滞在ビザは下りず、観光ビザでの滞在だったといいます。しかし帰国した北口選手はすぐにその成果が出始め、最初の滞在の2カ月後には64m36を投げて日本記録を更新。
その後、コロナ禍ではリモートで指導を仰ぐということもあったそうですが好成績を残し、急成長を遂げます。
- 2019年6月 日本選手権優勝 63m68※大会新
- 2019年10月 北九州陸上カーニバル 66m00※日本記録更新
- 2021年8月 東京オリンピック 62m06で決勝進出※五輪での60ⅿ越えは日本女子初
- 2022年6月 ダイヤモンドリーグ優勝※日本人初
- 2022年7月 世界陸上 銅メダル※日本女子初
- 2023年8月 世界選手権 金メダル 66m73※日本女子初
2024年のパリオリンピックにも日本代表として出場し、金メダルの期待がかっていますね!
北口榛花のチェコ人コーチの娘がかわいいと話題
北口選手は現在はチェコを練習拠点とし、1年の半分くらいはチェコ、あとの半分は海外遠征をしているそう。
チェコに滞在中は、セケラックコーチの自宅の一室に泊まり込んでいて、コーチの家族とも仲が良く、娘さんは北口選手にとてもなついているそうです。
時間があれば北口選手と一緒に練習をしたり、ドリルをやったり、一緒に走り回ったりしているとか。
こちらが、セケラックコーチの娘のモニカちゃん。
北口選手のチェコ🇨🇿の妹。
— Ayako Oikawa/ 及川彩子 (@AyakoOikawa) August 25, 2023
今日はTeam Japanです!@ASICS_JP さん、ありがとうございます😊 pic.twitter.com/h0mT0pHNBy
とっても美人さんですね!
お父さんが北口選手に帯同して家を空けることも多いということですが、「頑張って」と送り出してくれるそう。
そんなチェコの家族の存在も北口選手の大きな原動力の一つとなっているのでしょうね!
コーチとチェコ語で喧嘩するほど!北口榛花の語学力がスゴイ
チェコに渡った当初はまったくチェコ語が話せなかった北口さん。
2023年の世界陸上ではチェコのメディアのインタビューに流暢なチェコ語で答える姿が話題になりました!
「好感しかない」「優しそう」「かわいい」「超スゴい」北口榛花選手のチェコ語インタビューにチェコ国内でも大きな反響がありました🇨🇿🤝🇯🇵pic.twitter.com/4vKr0ImrRI
— Hiroaki Goto 後藤博亮🇨🇿🎻 (@HiroakiGoto1) August 26, 2023
しかし、チェコ人のチームメイトの会話の端々に「日本」や自分の名前が出てくるものの、それがいい話なのか悪い話なのかわからず、悔しい想いをしたそう。
帰国後はコロナ禍でチェコに行けない間は、チェコ大使館が開催するレッスンを受講したり、チェコ滞在中はチームメイトの言葉に耳を済ませたり、レストランの注文を盗み聞きしたりと苦労を重ねながら習得したそう。
練習以外の言葉の習得にも一生懸命な姿を見せる北口さんに、セケラックコーチも自分もプロのコーチとして答えなければと思ったと語っています。
今ではフィールドでセケラックコーチとチェコ語で激しく口論する姿もお馴染みになりましたね!
北口さんのチェコ語の習得と共に、コーチとの絆も深まっていったことが伺えます。
まとめ:北口榛花の強さの裏にチェコ人コーチの存在!
北口榛花選手のチェコ人コーチについてまとめました。
- 北口榛花のチェコ人コーチはイライラするとハイチュウを食べる
- 北口榛花のチェコ人コーチは元競歩選手でチェコ代表ジュニアのコーチを務める
- 北口榛花のチェコ人コーチは印刷業を経営
- 北口榛花はチェコではコーチの家に同居
- 北口榛花のチェコ人コーチの娘さんは可愛い
などが明らかになりました!
パリオリンピックで金メダルの期待のかかる北口榛花選手の強さの秘訣が少し垣間見られましたね!
これからの活躍を応援したいと思います♪