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この夏こそは我が家もファミリーキャンプデビューしたい…そう考えている子育てママも多いんじゃないでしょうか?でもキャンプって何を持って行けばいいかわからないし、道具をそろえるのにもお金がかかりそう…そんなふうに思ってなかなか踏み出せないものですよね。そこでこの記事では、ファミリーキャンプ初心者のママ向けに、最低限必要なものや家にあるもので代用するコツなどをご紹介したいと思います!
ファミリーキャンプに絶対に最低限必要なもの
子どものころ両親と行ったキャンプでは、車さえなくて、キャンプ道具もテントと飯盒(はんごう)くらい。ほんとうに最低限の道具だけをリュックサックに入れて持っていっていました。それでも子どもの私にはとっても楽しかった思い出があります。そう、つまり子どもが感じる「楽しさ」は充実したグッズがあるかないかにはあまり関係がないのです!
大事なのは大人も楽しんで、子どもに構ってあげる余裕があること。
私の経験上、たくさんのグッズを持っていくと、設営だけで時間がかかったり、使い慣れないグッズと格闘して正直子どもに構ってあげられません。最低限の道具でキャンプをすることは、経済的な理由だけじゃなく、子どもにとっても大人にとってもメリットがあることなんです!
この記事では、現在は2児の親になって、子どもを連れていく立場になった私が、自分の失敗や経験をもとに、本当に必要最低限のグッズを厳選します。
- テント
グランドシート、フロアマット - カセットコンロ
カセットガス - 調理用具
鍋、フライパン、キッチンツール、スポンジ、洗剤、キッチンペーパー、ゴミ袋 - 食器
- クーラーボックス
保冷剤 - ランタン
懐中電灯 - レジャーシート
- バスタオル、タオルケット等寝具類
- 着替え、身の回り品
- 保険証
- 救急セット
①テント
グランドシート、フロアマット
テントは、パパ&ママが初心者なら短時間で設営できることを重視して、ワンルームタイプでかつ、居室のほかに荷物置き場と日よけ&雨よけを兼ねられるスペースのあるものがおすすめです。例を挙げるとすれば、「アメニティドームM」。
テントの下に敷く「グランドシート」や、室内に敷くクッション性のある「フロアマット」がセットになったモデルもありコスパもいいです。「フロアマット」は最低限これさえあれば下に何も敷かずに寝ることもできるので、テントを購入する際にぜひ一緒に揃えましょう!
大きなテントや2ルームのテントなどは設営に時間がかかりすぎるので、初心者にはあまりおすすめしません。同じ理由でタープも少し慣れてからの購入で問題ないと思います。
ペグは我が家の場合、当初テントに付属のものだけだったのですが、強度がなく、地面に刺さらなかったり、扱いずらく設営に時間がかかってしまっていたので、スチール製や鋳鉄の丈夫なものをテントと一緒に購入することをおすすめします。
テントはレンタルできるキャンプ場も多いので最初はレンタルでいろいろ試してみるのも全然アリというかむしろおすすめです。事前に取り寄せてレンタルする方法もありますが、返却の手間を考えたり、分からないことを教えてもらったりもできるので初心者はキャンプ場でレンタルするのがいいのではないかと思います。
②カセットコンロ
カセットガス
BBQコンロではなくカセットコンロ?と思うかもしれませんが、子どもが小さいうちはBBQの火の扱いにはすごく神経を使います。慣れないと火起こしや炭の管理も一苦労。なので最低限の道具にはこちらをチョイスしました。家にあるカセットコンロで充分です。野外での使用には風よけもあった方が便利ですが、家庭用のオイルガードが結構いい仕事をしてくれました。予備のカセットガスも忘れずに。
③調理用具
鍋、フライパン、キッチンツール、スポンジ、洗剤、キッチンペーパー、ゴミ袋
包丁やまな板などのキッチンツールも最初は家にあるものや100均のもので充分。鍋は片手鍋が便利です。キッチンばさみは何かと便利なので持っていきましょう。
④食器
初めてのキャンプはできれば洗い物はしないつもりで、お皿やお箸やスプーンも使い捨てをおすすめします。でも紙皿やアルミのお皿は熱いものを入れた際に危ないのと、薄くて風で飛びやすいので、発泡スチロール製だと安心です。もしくは家にIKEAの子ども用食器セットがあればそれで充分。スプーンやフォーク、コップもついていて完璧です。ただプラスチック製は油汚れが落ちにくいのが難点ですが、この商品は食洗器可なので、汚れはさっと拭いて持ち帰り、帰宅後にそのまま食洗器に入れればそれも解消できます。
⑤クーラーボックス
保冷剤
最初は大きめのクーラーバッグでもいいと思います。家にあるお買い物用やピクニック用でも大丈夫。保冷剤のほかにペットボトル飲料を凍らせて持っていくと、溶けたら飲めるので一石二鳥です。クーラーボックスはあまり大きくないものを2個用意して、キンキンに冷やしたいもの(肉や魚介、ビールなど)とそうでもないもの(野菜など)に分けると、車内でも場所を取らず、それぞれを空ける頻度も下がるので温度もキープしやすいです。クーラーバックの保冷力が足りないときは、食材を凍らせておいたり、途中のコンビニやキャンプ場で氷を買って追加(ない場合もあるので注意)などで対応します。
⑥ランタン
懐中電灯
1つは置いたり下げたりして使えるキャンプ用ランタンを持っていきましょう。キャンプ場の夜は想像以上に真っ暗です。明るさは1000ルーメン(明るさの単位)以上あるものがおすすめ。あとは家にある懐中電灯や電池式・充電式のライトを活用してもOK。ライトは最低3~4つは用意しましょう。ただし充電式は充電し忘れたり、充電が途中で切れたりすると使えないので、メインのランタンは必ず電池式にしてください。ガス・灯油・ガソリン燃料の本格的なランタンもあって、思わず欲しくなりますが、扱いが難しいのでそれなりに慣れてから、実用よりも雰囲気UPのために取り入れるのがおすすめです。
⑦レジャーシート
レジャーシートに座るスタイルなら椅子がなくても大丈夫。クーラーボックスなどをテーブル代わりにしてもいいですね。子どもがいると椅子よりもレジャーシートに座るスタイルの方がよかったりします。テーブルや椅子を持って行った場合も、設営の間の子どもの居場所や荷物置き場に役立つので必ず持って行きましょう。いつものピクニック用でOKです。
⑧バスタオル、タオルケット等寝具
最初のキャンプで人数分のシェラフ(寝袋)を用意するのは少しハードルが高いのかなと思うので、夏キャンプなら大き目のバスタオルやタオルケットで充分です。むしろその方が快適に寝れたりもします。枕はタオルを丸めただけではちょっと低すぎたので、中に翌日の着替えを詰めてみるとイイ感じでした。春・秋は山の夜はけっこう冷え込むのでできればシュラフがあった方がいいですが、我が家では下にラグマットを敷いて、毛布や薄手の羽毛布団を持参して乗り切ったこともあります。羽毛布団は空気を抜けば小さくなるので携帯しやすいですが、気温が下がってくるとテント内の結露で濡れてしまう可能性もあるのでご注意ください。
⑨着替えや身の回り品
子ども用
季節や子どもの年齢に応じて変わってきますが、着替え2~3組のほか山の天気は変わりやすいので、夏でもウィンドブレーカなど羽織るものと、長袖Tを1~2枚入れておくと安心です。おしりふきはあれば何かと便利なので、余計めに持っていきましょう。「お風呂に入れなきゃ」と思うと荷物がアレコレ多くなり、キャンプ場でのスケジュールも忙しくなってしまうので「1日入らなくても大丈夫」くらいのおおらかな気持ちで。私は歯を磨かせないで寝せてしまうこともしばしば…家に帰ったらしっかり磨いてあげましょう!
大人用
キャンプ場にはワンピースなどオシャレな服装で来ている素敵ママさんもいたりして憧れます。私も毎回お風呂上りはワンピで…と持って行くのですが、一度も着れたことはありません(それどころかお風呂に行く暇もないくらいです)。パンツ&Tシャツなど実用的な着替え1~2組でいいと思います。また、万一雨の中で撤収することになった場合に備え、合羽やポンチョなど雨具の準備をしてください。夜顔を洗いに行くのが面倒になるのでメイク落としシートは持って行った方がいいと思います。ママの帽子もお忘れなく。
⑩保険証
忘れがちですが、万一のために必ず全員分持っていきましょう。子どもだけじゃなく、慣れない道具を使って大人がケガをする危険も大いにあります。子どもが乳幼児のうちは母子手帳もあった方が安心ですね。
⑪救急セット
絆創膏、消毒、冷却シート、虫刺されの薬、体温計、ガーゼぐらいは持っていきましょう。
ファミリーキャンプに必須ではないけれどあれば便利な道具
以下の道具は一般には必須とされていますが、私はなくても充分キャンプを楽しめていたので、余裕があれば持って行くくらいでいいと思います。
- テーブル
- 椅子
- BBQグリル(焚火台)
- シュラフ
- インフレータマット
今はキャンプ場ではBBQは焚火台が主流になってきています。BBQグリルよりも高さが低く、畳んだ際にコンパクトになります。BBQももちろん可能ですが、純粋に焚火だけを楽しむこともできて、夜子どもが寝たあとにまったりする際には雰囲気が出るのでおすすめです。焚火台を選択するなら、テーブルや椅子もそれに合わせてロータイプのものにすると使いやすいです。ただし、BBQや焚火をする際は持ち物が一気に増えるのでご注意ください。
シュラフについては前述のとおり、春や秋のキャンプならあってもいいかも。インフレーターマットはいわばキャンプ用の敷布団。空気を入れて厚みを持たせ、クッション性をUPし寝心地をさらによくしてくれるアイテムです。
- 焼き網(グリルに付属していない場合必要)
- 薪&炭(キャンプ場でも購入可能)
- 着火剤(なくても問題ないけど初心者が火起こしする際はあると便利)
- チャッカマン
- 焚火シート(地面に火の粉が飛ぶのを防ぐ。キャンプ場によっては必須)
- 火ばさみ
- 軍手
- うちわ
- BBQの食材
初めてのファミリーキャンプに最低限持って行きたいおすすめ食材
初めてのキャンプは予想以上に渋滞にはまって到着が遅くなってしまったり、設営に時間がかかったりで、暗くなってきたのに調理にたどり着けない…!といったことが予想されます。実際私もそうでした。なので、念のため、下記の食品も持っていくと安心です。
- 佐藤のごはん…レンジがなくてもフライパンにお湯を入れて温めればOK
- レトルトカレー(大人用・子ども用)…BBQが足りないときや朝ご飯にも
- カップ麺、鍋焼きうどん…調理できなかった場合の夜ごはんに。
- ベビーフード…乳幼児連れの場合、火を使わなくても食べられるのであると安心!普段からたまに食べさせて練習を。
- 缶ミルク…乳児の場合、お湯や衛生問題に気をつかわなくていいのでおすすめ。
- ちょっといいウィンナー・ソーセージ…少しでも余裕があったら、焚火であぶったりして子どもに食べさせたり、大人の夜のおつまみにも。私は途中の道の駅で買うことが多いです。
- 卵…フライパンとカセットコンロがあれば目玉焼き完成で、料理した感が出ます。朝ご飯にしたり、カレーにトッピングしたり。
- 食パン…余裕がない場合は火をつかわずそのまま食べれるので便利です。少しでも余裕があれば、目玉焼きを載せたり、フレンチトーストにすると子どもがよろこびます。
- 基本の調味料…塩、コショウ、砂糖はスティックのコーヒーシュガーが便利、醤油、オリーブ油、チューブニンニク、マヨネーズ、焼肉のタレ、レモン果汁。以上があれば道の駅で買った野菜もたいていおいしく調理可能です。
- ミニトマト…洗うだけでOK。野菜取ってる感◎
初ファミリーキャンプを成功させるためのポイントは?
初めてのファミリーキャンプ。ママ&パパは準備も含め、やることいっぱいで大変です。でも大変さが勝って「もう行きたくない!」そうならないで欲しいなと強く思うので、そのために、子連れキャンプの難易度をぐっと下げる以下の条件を気にしてみてください。
・いい季節…真夏・冬は避けた方が無難です。梅雨や台風シーズンは天気予報に注意してください。GWは関東の山はまだ夜はちょっと寒いです。5月下旬~梅雨入り前や9月の連休あたりはおすすめです。紅葉シーズンは夜はかなり冷え込みます。
・いい天気…雨が降っているとき、天気予報で雨になる確率が高いときもやめておきましょう。
・いい体調…子どもが風邪気味なときもぐっと我慢で次のチャンスを待ちましょう。大人も休みを取るために前日徹夜で仕事をしたり、あるいは深夜までキャンプの準備で夜更かし…なんてことは避けて充分な睡眠をとって行きましょう。睡眠不足のイライラは夫婦喧嘩の元にもなって、楽しいキャンプが最悪な思い出になりかねません!慣れないテント泊はぐっすり眠れないこともあるので、その意味でも前日の睡眠は重要です。
・近場…朝は準備に時間がかかって出発は遅れがち。また休日のキャンプ場への道のりに渋滞はつきもの。自宅から混んでも2時間以内の近場にしておきましょう!
まとめ:まずは家にあるものを利用してキャンプ体験してみよう
最後に必要最低限のものでファミリーキャンプを楽しむためのポイントをまとめてみましょう!
- 本当に最低限必要なもので購入しなきゃいけなさそうなものは、テントとテント用品、ランタンのみ!
- あとは家にあるものでなんとかなる
- 最初はキャンプ場レンタル品の利用もおすすめ
- BBQをする場合は一気に道具が増えるので要注意
- すぐに食べられるレトルト食品があれば子どもがお腹減っても焦らない
- 最低限の道具でキャンプを成功させるには「いい時期&いい体調&近場」が大事
以上です!
私も家族ができてから何度もキャンプに行きましたが、じつは一番記憶に残っているのが、小さなテントしかなかった最初のキャンプだったりします。たくさんのものがあれば確かに便利ですが、なくてもなんとかなってしまうし、不便を楽しむのもまたキャンプの醍醐味なのではないかなと思います。
道具は少なくても大人にも子どもにも最高の思い出になるはずですよ♪