バナナワニ園のマナティがかわいそうと言われる理由4選!水槽が狭い?

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伊豆半島熱川にある「バナナワニ園」のマナティが「かわいそう!」という声があるようなので、一体何がかわいそうなのか調査してみます!

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目次

バナナワニ園のマナティがかわいそう?

熱川バナナワニ園で飼育されているマナティは「アマゾンマナティ」という種類で、日本での飼育例はこちらのバナナワニ園のみということです。

このマナティは1969年にアメリカからやってきて、実に50年以上もの間こちらで飼育されています。

日本にきた当時、推定6歳ということなので、現在の年齢は56歳。マナティの寿命は長くても60年と言われているそうなので、かなりの高齢ということになります。

大きさは体長240㎝、体重300㎏、胴回り175㎝。性別はオスです。

こちらのマナティが「かわいそう」と言われているようなのですが、一体なぜでしょう?

バナナワニ園のマナティがかわいそうな理由①水槽が狭い

まず第一に挙げられるのが水槽の狭さです。

こちらのマナティは体長約2メートル40センチという巨体だそうですが、下の動画で見る限り、水槽の奥から手前に移動する際、ホントにすぐに手前のガラスに衝突しているのが分かります。

確かに狭いですね…。

画像引用:ハフポスト

少し引いたこちらの画像で確認しても深さもそれほどないようです。

下のSNSの投稿によると「体を回転させる程度の大きさ」しかないことが分かります。

バナナワニ園のマナティがかわいそうな理由②1頭で寂しそう

次に挙げられる理由が「1頭で寂しそう」というもの。

下の投稿主さんによると「十数年前は2頭いた」とのことですが、昔2頭いたという事実は確認できませんでした。

こちらのマナティ、今年でバナナワニ園に来て52年目とのことなので、その間ずっと1頭だったのかも……。

でも逆にこの狭い水槽に2頭以上いたらさらにかわいそうな事態になりそうですね。

広さ的には1頭が限界なのかと思われます。

バナナワニ園のマナティがかわいそうな理由③エサが野菜

このマナティは野生では南米に生息する「アマゾンマナティ」という種類で、野生では水中に生えている植物や、水辺の植物を食べているそう。

しかしこちらのマナティのエサは「白菜」「ニンジン」など。主に白菜が多いようです。

たまに違う葉っぱや水草も食べたいって思うかもしれないですね。

でも健康で長生きしているということは、マナティ自身も好んで食べていて栄養的にも優れているということかもしれません。

バナナワニ園のマナティがかわいそうな理由④名前がなかった

実はこちらのマナティ、「じゅんと」という名前があるのですが、一般公募でこの名前がついたのがなんと2017年のこと。

生息域であるブラジルの公用語ポルトガル語で「一緒に」という意味があるそうです。

それまでおよそ48年間飼育されていたにもかかわらず名前がなかったことに驚きます。

バナナワニ園のコメントでは

アマゾンマナティーが日本に来て、私達と一緒にいてくれてうれしい気持ち、これからもずっと一緒にいたい気持ち、これを「じゅんと」に込めました。‬

熱川バナナワニ園

とのことですが、48年間毎日お世話をしていたにもかかわらず、名前がなかったなんてちょっと胸が痛みます。

ただ、週に1回の水槽の水の交換時には優しくアカスリもしてもらっているようで、飼育員さんたちには大事に扱われているようです。

画像引用:ハフポスト

まとめ:バナナワニ園のマナティ健康で長生きしてた

バナナワニ園のマナティが「かわいそう」なのではないかと理由を調べてみましたが、

でも結局この環境で健康で長生きしていることが分かりました。

確かに水槽が狭かったりはするようですが、限られた環境の中で工夫して大切に飼育されていると言えるのではないでしょうか?

私も今度バナナワニ園に行ったら「大事にされてるんだ」って思いながら見てみたいと思います。

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