パリオリンピックやり投げで金メダルに輝いた北口榛花さん。水泳のコーチを同じくオリンピックメダリストの松田丈志さんに依頼したエピソードを紹介します!水泳経験がある北口榛花さんのジュニアオリンピックの出場経験やタイムについても調査しました。
北口榛花の水泳コーチは松田丈志!?
パリオリンピックの陸上競技「やり投げ」で見事金メダルに輝いた北口榛花さん!
幼少期から運動神経&身体能力抜群で、高校でやり投げを始める前は「バドミントン」や「水泳」に打ち込んでいたこは有名です。
しかしその水泳を同じくオリンピックのメダリスト松田丈志さんに師事、コーチをしていただいていたってご存知ですか?
インスタグラムのDMで直談判
松田丈志さんのもとに北口さんから連絡があったのは2021年の夏。ちょうど東京オリンピックが終わった後でした。
松田さんと北口選手は2019年の陸上日本選手権の後に1度会ったことがある、という程度の面識だったそう。
元々柔軟性アップやリラックスの目的で、練習に週1回程度水泳をとり入れていたそうですが、「なんとなくではなく、目的を持ってやりたい」、「どうせやるなら憧れの選手に。トップ選手に教わらないと意味がない」そう考えた北口さん。
だからって1度しか会ったことのない、しかも年齢もかなり離れた松田丈志にいきなりDMするってすごい度胸ですよね!
さすが、金メダリストのメンタルです。
北口さんと言えば、チェコ人コーチにもインスタにDMを送って直談判したことでも有名ですね!
松田丈志のレッスンは2回のみ!
そして実現した松田丈志さんによる水泳指導。しかし実現したレッスンはわずか2回のみだったそう。
北口さんの泳ぎを最初に見た松田さんは「柔軟性があり、うまい」と感じたそう。
1回目の練習は「バタフライ」を重点的に行われました。
バタフライは体をねじりながら腕を回しますが、その動きがやり投げに通じるとこがあります。
一方で、やり投げは片手で投げるので、投げる方の手に大きな負担がかかりますが、バタフライは左右均等に身体を使うため、体全体のバランスを整える効果も期待できました。
その後、チェコに戻った北口さんは松田さんのアドバイスを元に練習を継続。
2回目となった2021年12月のレッスンではバタフライのほかに自由形、背泳ぎ、平泳ぎの指導も受けたそう。
競泳選手が使う実際に使用している練習用具をつかったウォーミングアップの方法なども教えてもらったそう。
短い時間ではありましたが、その中で松田さんは「北口さんのやり投げのための身体づくりに役立つように」ポイントを絞って指導され、北口さんも「あとはやり投げの練習に組み合わせます」とすぐにコツをつかんだそうです。
お互いに世界トップレベルのアスリート、これはやはりサスガとしか言いようがありませんね!
北口榛花は水泳でジュニアオリンピックにも出場?
小さなころからスイミングスクールに通っていたという北口選手。どうやら小学校入学前から水泳を始めていたようです。
得意種目は自由形。中学生時代には全国大会にも出場する実力だったそうです。
その大会がジュニアオリンピックではないのか?と噂されているようですが、どうなのでしょうか。
小さいころから「オリンピックに行きたい!」と思っていたということなので、そのころは水泳でオリンピックを目指していたのかもしれません。
憧れの選手は北島康介選手だったそう。
地元でトップの進学校である旭川東高校に入学した際には、地元の水泳クラブで水泳を続け全国大会を目指し、勉強もしっかりやっていずれは研究者になりたい、そんなふうに考えていたようです。
しかし北口選手の才能を見抜いた陸上部の顧問から声がかかり、やり投げの道に進んだそう!
高校時代は水泳と陸上を両立させていたようですが、どうやら水泳では全国大会には進めなかったようです。
ですので、水泳で全国大会に出場したのは中学時代が最後となります。
この大会がジュニアオリンピックかどうかは情報がありませんでした。
ちなみにジュニアオリンピックは8月と3月の年2回開催されている、18歳以下のトップスイマーを対象とした水泳の全国大会です。
北口榛花の水泳タイムは?
北口榛花選手の水泳競技のタイムに関する情報は現在のところ不明でした。
ただ、もし北口榛花選手が出場した水泳の全国大会がジュニアオリンピックであるならば、ジュニアオリンピックでは各年齢ごとに設定されている標準記録を突破していないと出場できません。
北口選手が水泳のジュニアオリンピックに出場したかは定かではありませんが、
参考までに2024年現在の50ⅿ自由形であればこのようになっています。